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「停電の夜に」ジュンパ・ラヒリ

読書の秋シリーズ

 

ネットで面白そうな小説を探してみる

そして見つけた傑作

『停電の夜に』新潮文庫

9つの短編小説集です

 

著者のジュンパ・ラヒリさんはインド🇮🇳系アメリカ🇺🇸人。

新人作家としてピュリッツァー賞を受賞していたそうです。小説でピューリッツァー賞!?

獲った彼女も偉いけど、選定した人たちの眼もすごい

 

この短編集、主人公は全編インド人ですが、インドが舞台なのは2篇だけ。ほとんどが「アメリカに住んでいるインド人」のお話。

 

大じかけのストーリーではなく、普通の人の心を繊細に観察して、たんねんに描写している。

そして、短編一つ一つのタッチがまるで違うの。

 

ミステリーとか純愛とか経済とか、つい小説にラベルを貼りたくなっちゃうのだけど、これはそれぞれ何に分類されるのかと思っちゃう。

そんなことを題材に小説を書くなんて、とわたくしには考えが及ばない!とうなる、不思議な作品ばかり。

これまで味わったことのない、何とも言えない面白さがあった。なんだかとっても不思議なの!

 

とくにわたくしに刺さった2篇は、『病気の通訳』と『ビビ・ハルダーの治療』。

あ、これ2篇とも別に医師モノではありませんよ。

読みおわってニマッと笑ってしまった😏

 

皆さまにもオススメです。えもいわれぬ読後感を、深まる秋にどうぞ〜

 

https://aohalclinic.jp/sejutsu/aohal_hair

「婦人公論」「ダノンビオセミナー」

婦人公論  11/10号 107〜112ページ

ハンドケアについて取材いただいた記事が掲載されております。ぜひお読みになってください!

手のひらは、角層が分厚いのに皮脂腺がなく、手の甲もよく使う部位なのに皮脂腺が少ない。

記事は「手のひらは皮脂腺が少ない」と間違ったまま印刷されておりますが、これ「皮脂腺がまったくない」が正しいんです。

校正のとき編集室にお伝えしたつもりが、、、残念😭

ま、それはともかく

手洗いや消毒の回数が増えて、手荒れにお悩みの方も多いと思います。

手のお肌の構造をよく知っていただき、正しくスキンケアしてください。🖐🏻

 

さて、先日お知らせしたスペシャルオンライントークイベント(ダノンジャパンさん主催)

「私から生み出す キレイのつくりかた」

出演してまいりました!

金曜日、アオハルの診療を終え、スタジオへ💨💨💨

講演やイベント出演は、何度も経験させていただいているのに、ものすごく緊張してしまう。

あまり早く会場入りせず、バタバタ行くくらいがよいのです😅

 

イベントは、湯山玲子さんナビゲートのもと、分野が違う3名が語る、という構成なの。

 

1. ウェルネス:医師の小栁衣吏子

2. ボディ:ヨガクリエーターのaya先生

3.インテリジェンス:作家の中野香織先生

 

はい、わたくしトップバッター⚾️

腸の働きや、腸とお肌のきってもきれない関係などについて、お話申し上げました。

 

このイベント等にむけて、ご専門の先生方の文献や書物を読んで準備いたしましたが、

持ち時間25分で、膨大な最新情報から大事なことだけを抜粋し、どうやって分かりやすくお伝えすべきか、、、

非常に難しかった〜😅

湯山さんの合いの手がさすがで、自分のパートをしっかりと終えることができました。

 

続くヨガクリエーターのaya先生は、本当にエネルギッシュな方!

姿勢や呼吸について、大事なことを習いました😊

 

そして作家の中野香織先生からは、言葉選びのたいせつさを、改めて教えていただきました。

わたくしにとって子供のころから「作家さん」は超憧れの職業😍

中野先生のお話に、本当に聞き入りました〜

 

いやいや、やっぱり緊張しちゃったけど、とてもよい経験となりました😊✨

 

最後に皆さまと記念撮影

 

Liveをご覧いただけなかった皆さまのために、YouTubeアーカイブ配信です。

 

わたくしの出番は39:50くらいからです😊↓↓

https://nam05.safelinks.protection.outlook.com/?url=https%3A%2F%2Fyoutu.be%2FKWYIzMAvIDA&data=04%7C01%7CYoko.Matsushita%40edelman.com%7C1207bd3473d44be9f2a708d87620e6b0%7Cb824bfb3918e43c2bb1cdcc1ba40a82b%7C0%7C0%7C637389230985168728%7CUnknown%7CTWFpbGZsb3d8eyJWIjoiMC4wLjAwMDAiLCJQIjoiV2luMzIiLCJBTiI6Ik1haWwiLCJXVCI6Mn0%3D%7C1000&sdata=fR2%2Fl6qKUFB1vU42xADDcnWsfp321XbvVeVWYDYYZOQ%3D&reserved=0

 

深夜に号泣「朗読者」と「愛を読むひと」

秋の夜長

次は何を読もっかな〜とAmazonをさまよっていたら、

勝手に好きそうなものが画面に出てくるでしょ

わたしの生活はGAFAさんたちに完全支配されてますね😅

本を検索しているのに、、、prime videoの映画🎬をオススメされた

 

「愛を読むひと」

ケイト・ウィンスレットさん主演

 

そう、今はもう23時半

寝ることを最重視しているわたくしには、23時半と言えばもう「ど深夜」、、、ううう

しかし誘惑に負けて、つい観てしまったの

明日お仕事お休みということもあり😅

.

観る

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.

深夜に、感動の大号泣〜😭😭😭

 

はい、そのままAmazonで

原作本も買ってしまいました〜😆🤚🏻

「朗読者 Der Vorleser
ベルンハルト・シュリンク著

 

 

映画とは、またひと味違ってた

だから映画も本も両方楽しめた!

 

男女のことと戦争のことの2本柱のお話

映画は、若干エロティックで男女の心の機微に重点を置いてる感じだったけど、

原作本は、戦争について強く考えさせられるものだった。

 

著者のベルンハルト・シュリンクさんは、ドイツ🇩🇪の法学部の教授先生。

そうこのお話は、元ナチスの戦犯裁判が題材。連合国によるニュルンベルク裁判ではなく、戦後しばらく経ってからのドイツ国民自身による戦犯裁判。

(戦後日本🇯🇵では、戦犯裁判は連合国軍による東京裁判しかなかった)

 

いち国民に戦争責任を負わせるなんて無茶だよ!と思って読み始めたけど、、、そう思うことが戦争を許し、次の戦争を起こすことにつながる火種なんだなぁと

ハッとさせられ、、、

人間の奥底の残酷さ、集団になったときの人間心理の変貌の恐ろしさに戸惑いました。

そして、、、男女の心は、永遠のテーマね😉

小説でもまたまた泣きました😢

秋にぴったりの映画&小説でした

 

【お知らせ】

「ダノンビオさまのオンライントークイベントに出演します。

10月23日(金)19:30〜

↓↓↓どうぞこちらのリンクよりご参加ください

https://www.danone.co.jp/bio/campaign/collagen/kirei/