2020年03月29日(日) テーマ:私の好きな本
「サキ」の短編小説を味わいました
怖いくらいの暖冬だったのに
ここへ来て、雪が降るとは、、、
昨今の状況と絡めて、つい色々と考えてしまう
今日は家で仕事をしたり、読書をしたり
岩波文庫の古本
「サキ傑作集」を読みました
古本だから、活字が古いわ🧐
そう、この目次のとおり、短編集です。
どの作品もシニカルで、薄気味悪いの😆!
サキは、1870年生まれのイギリスの作家さん
本の表紙で「オー・ヘンリーに似てる」と紹介されていた。
シニカルにひねった短編集ってことかな
それなら、フランスのモーパッサンとか、イギリスのロアルド・ダールの短編集はけっこう好き
ということで「サキ」に取り組んでみましたが、、、
これまた切れ味すごい小説の数々でした。
えもいわれぬ薄気味悪さ
意表の突かれかた
人間の軽薄さや、建前や、欺瞞を、ばっさりあっさり斬る仕立て
一編一編、読み終わるごとに、思わずにまっと口角が上がってしまうの😏
こちら文庫本収録の21編中、とくにぎょっとして面白かったのは
「狼少年」「二十日鼠」「刺青奇譚」「スレドニ・ヴァシュター」「開いた窓」「物置部屋」「セルノグラツの狼」
みなさんも、手に入るようでしたら読んでみて!
さてさて、この春は本をたくさん読めそうね
https://aohalclinic.jp/news/torikumi200331
https://aohalclinic.jp/sejutsu/injection