高濃度W-PRP療法
自分で自分の肌や髪を再生させる 安全性の高い再生医療
「PRP注入」は、自分の血液に含まれる血小板を使って、シワ、たるみ、くすみを改善する最先端の若返り治療法です。血小板には、コラーゲンやヒアルロン酸の産生を増やしたり、線維芽細胞を活性化する、さまざまな成長因子を放出します。この血小板を高濃度に濃縮させたPRP(Platelet-Rich Plasma)を注入することで、自身の皮膚の再生力が高まり、シワやたるみ、くすみが改善していきます。外部からの成長因子は添加せずに、このPRPに自分の白血球を適量濃縮させ、より効果を高めた進化版治療が「W-PRP」です。アオハルクリニックは、安定して「W-PRP」を高濃度に濃縮する技術をもっているので、より質の高い治療が行えます。
※この治療は自費診療です。
アオハルの高濃度W-PRP療法の特長
こんな方におすすめ
- 目周りの小じわが気になる
- 肌にツヤがほしい
- 首のシワが気になる
- 口元が更けてきた
- 自分自身の肌力を高めたい
ドクターコラム
更新日:2023.11.23
はじめに
W-PRP療法は、自分の血液に含まれる血小板と適量濃縮させた白血球である「W-PRP」を使った肌の再生治療です。
シワ、たるみ、くすみなど、エイジングでお悩みの場所にW-PRPを注射し、改善を目指します。
「W」は白血球のWhite blood cellsの頭文字
「PRP」は血小板を凝固させずに濃縮させた多血小板血漿のPlatelet-Rich Plasmaの略です。
患者様ご自身の血液から調整しますので、新たな感染症や拒絶反応の危険性がないというのが、大きな利点の一つです。
より自然なお肌の若返りを求める方に適した治療です。
PRPセラピーとは?
転んで怪我をして出血しても、血は止まり、かさぶたができてやがて皮膚が元通りに治った。
このような経験はどの方にもあると思います。
この一連の傷が治る過程で、重要な役割を果たしているのが血液の中の「血小板」です。血小板の中には、組織を修復する成長因子がたくさん含まれているのです。
一方で、血小板が少ない方は、血が止まりにくく傷の治りも遅くなります。
PRP療法は、ご自身の血液から血小板を高濃度で抽出し、患部に注射をする治療です。
皮膚や関節の治療に広く応用されています。スポーツ医学の分野では、損傷した膝や肩などの関節、靭帯や骨折の治療に、皮膚科の分野では、熱傷や潰瘍などの治療に用いられています。
美容医療においてもシワ、たるみ、くすみなどにニーズが高まってまいりました。
血小板に含まれる成長因子(増殖因子)群が組織再生に重要な役割を果たします。
(PDGF:血小板由来増殖因子、TGF-β:トランスフォーミング増殖因子、
VEGF:血管ナイフ細胞増殖因子、EGF:上皮増殖因子)
成長因子は、皮膚の線維芽細胞の数を増やし、線維芽細胞を活性化します。そのため線維芽細胞の生み出すコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などの細胞外マトリックスの産生が増えます。また同時に線維芽細胞のコラゲナーゼ(古いコラーゲンの分解酵素)合成も促進し細胞外マトリックスの合成ととともにリモデリングも促進すると考えられています。
濃縮した血小板であるPRPを、加齢によって硬く薄くなった皮膚に注射し、厚みのあるしなやかな皮膚に再生します。
安心して施術を受けていただくために
【成長因子は添加しません】
線維芽細胞を異常活性化させ、皮膚にしこりができる可能性のある外部からの成長因子は添加いたしません。
【認定再生医療等委員会の承認】
日本先進医療医師会再生医療等委員会による審査を受け、PRP療法の承認を得たクリニックです。
アオハルクリニックのW-PRPセラピーの実際
患者さまご自身の血液を17~20ccほど採血し、アオハルクリニックの中で特殊な技術を用いて血小板を多く含む血漿を抽出し、自己血PRPを作成します。当院では、とくに血小板に加えて白血球も適量抽出した自己血W-PRPを作成しますが、白血球はより多くの線維芽細胞を誘導し活性化します。
(当院では、合成の成長因子など外部のものは添加いたしません。そのため過剰に皮膚が肥厚ししこりになるなどのトラブルの心配はいりません。)
(当院は厚生労働省の認める再生医療提供機関です。)
当院で治療のニーズが多いのは、特に目元です。上下まぶたの皮膚は薄いのに、瞬きやアイメイクで酷使され、小じわくすみが目立つ部位でもあります。麻酔のクリームを塗ったうえで、とても細い針で下まぶたや目じり、眉毛の周囲に細かく丁寧に注射します。
ほうれい線や口の周りなどへの治療を希望される方も多くいらっしゃいます。気になる部位を医師にご相談ください。
治療直後は、細かな内出血や腫れ、わずかに鈍痛がありますが、当日の化粧をお控えいただく以外は特に生活の制限はありません。
治療は、3か月~半年間隔で行います。
治療効果イメージ
施術部位
治療についての留意点
お顔の施術の場合
1 施術時間 | 60分 |
2 回数の目安 | 3か月〜半年に1回 ※ 回数を重ねるごとに、改善していきます。 |
3 治療前の注意点 | ♦注入箇所に塗る麻酔をします。まれに麻酔薬によるアレルギーや接触皮膚炎が起こることがあります。 ♦採血時、ごくまれに神経を痛めることがあるため、しびれなどあればすぐにご申告ください。 |
4 ダウンタイム | ♦当日はメイクできません。 ♦治療部位に内出血・痛み・腫れが出ることがあります。通常3日~1週間で消失します。当院では、成長因子の添加は一切行わず、自己血のみ使用しますが、しこり・瘢痕などの副作用があれ速やかに再診してください。 |
5 治療に伴うリスク | ♦ 治療には効果だけでなく副作用が発症する可能性があることもご理解ください。 |
6 治療できない方 | ケロイド体質 / 同部位への注入間隔が1カ月に満たない / ヒアルロン酸以外の注入剤・金属が充填されている / 治療部位に感染性の皮膚疾患がある / ヒアルロン酸、その他充填剤の使用によりアレルギー経験ある方 / 血液疾患、肝機能障害がある / 妊娠している / 悪性腫瘍、またはその疑いがある / ワーファリン等抗凝固剤を服用している |
治療価格
高濃度W-PRP療法※麻酔代¥2,200(税込)は含まれません。 | 1kit | (1.5ml) | ¥165,000 |
---|---|---|---|
2kit | (3.0ml) | ¥330,000 |