イントラセル
肌の再生を促し、なめらかな肌に
※この治療は自費診療です。
超極細針を皮膚に挿入し、針先からRF(ラジオ波)を照射する施術です。皮膚表面のダメージを抑えつつ、真皮へダイレクトに熱刺激を与え、ハリや弾力のもととなるコラーゲンやエラスチンを増やし、毛穴やニキビ跡、肌質を改善する治療です。
ドクターコラム
更新日:2019.11.25
イントラセルは、美容効果の高いRF(ラジオ波・高周波)を皮膚の表面からではなく、コラーゲンの宝庫である真皮に直接流す治療です。
【適応】
たるみ、シワ、ニキビ跡、毛穴の開き、妊娠線、傷跡などのお悩みに対し適応があります。
微細な49本(7×7)の針を同時に真皮に刺し、その49の先端から直接RFを流すシステムとなっています。針を刺しRFを流すのは瞬時です。
針を刺すこと、RFを流すことの2段階に意味があります
① 針を刺すことに意味があります
転んで擦りむいたり、包丁で指を切ったり、私たちのカラダはケガをしても、必ず治ります。傷を修復するシステムがカラダに備わっているからです。医学用語で「創傷治癒機転」と言いますが、その過程では皮膚を再生するための成長因子が大量に放出され、血管新生やコラーゲン増成などが猛スピードで行われるのです。その過程を逆手に取り、美容医療では多くの治療に応用されています。イントラセルでは、1ショット49本の針でマイクロニードリングmicroneedlingします。1回の治療で平均1,000ショット行いますので、皮膚に無数の細かい傷をつけることになります。このこと自体が肌の再生を促します。もちろん傷跡を残さず治癒させるということが重要で、お顔の部分に応じた針の適度な進達度があり、それを熟知した皮膚科専門医、形成外科専門医が施術を行います。ちなみに、アオハルでおなじみの水光注射、ダーマペン、メソセラピーなども皮膚の創傷治癒機転の概念を利用した治療です。
② RF(ラジオ波・高周波)を流すことに意味があります。
針の先端からRFを真皮に流すと、タンパク質の変性により、即時に肌が引き締まります。また真皮がダメージを受けるということでもあり、創傷治癒機転が働き、真皮の線維芽細胞のコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などの産生活発になります。イントラセルは、コーティングされた絶縁針を使用しており、針の通過途中の表皮に熱の影響を与えないため、ダウンタイムが最小限に抑えられます。額や目の周り、頬、鼻、顎などお顔のパーツによって真皮の厚みは異なりますし、患者さまの症状の程度も違いますので、針の進達度は専門医が処置中に変えながら行います。だいたい0.5~1.5㎜の深さで行います。カラダの皮膚線状の場合は2.0㎜の深さで行うことが多いです。
【治療】
- お顔全体、もしくはカラダの治療部位に麻酔クリームを塗り、数十分待ちます
- 麻酔クリームを拭き取り、皮膚表面を消毒します
- イントラセルを行います。お顔治療の目安としては1,000ショット行います
- 出血を拭き取り、熱感をおさえるため、クーリングします
顔の赤みや、かさつきなどのダウンタイムは、2日〜1週間程度です。ダウンタイムを抜けるころから、肌のテクスチャーの変化を実感される方が多いです。
施術部位
こんな方におすすめ
- ニキビ跡の凹凸が気になる
- 毛穴が気になる
- 小じわが気になる
症例紹介
【症例1】治療回数と費用
イントラセル(1回初回)198,000円
(※2018年5月現在 税込価格)
治療についての留意点
お顔の施術の場合
1 施術時間 | 90分 |
2 回数の目安 | 半年〜1年 |
3 ダウンタイム | ♦痛みには個人差があります。また部位によっては(骨に近い部分など)痛みが強かったり、出血斑が生じることもあります。 ♦治療後は、赤みと軽度の腫れが生じます。赤みは3日(個人差により前後1日)、腫れは1日程度で引きます。 ♦個人差により稀に針痕のわずかな隆起が気になる場合がありますが、時間経過とともに消退してきます。 ♦施術後、お薬を塗ります。 ♦基礎化粧品・メイクはできません。 ♦遮光のため帽子などをご持参ください。 ♦夕方の治療をお勧めします。 ♦治療部位は約3~4日後に角質(鱗せつ)が自然に脱落することがあります。無理にこすったりしないで下さい。 ♦1〜2週間後、経過の診療に来て頂きます。 |
4 治療に伴うリスク | ※治療に伴うリスクとして以下の可能性があります。 赤み・やけど・腫れ・あざ(紫斑)・色素沈着・瘢痕・ケロイド・水ぶくれ・乾燥・かゆみ |
治療価格
イントラセル | フルフェイス | 初回 | ¥198,000 |
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1回 | ¥220,000 | ||
頬+鼻 | 1回 | ¥165,000 |