ケミカルピーリング
古い角質を取り除き、 むき卵のような素肌に
古い角質を取り除き、表皮幹細胞の分裂を促進。肌がターンオーバーします。
ニキビや肝斑だけでなく、くすみや毛穴の詰まり、肌のざらつきを改善し、透明感のある柔らかな肌質に導きます。
※この治療は自費診療です。
アオハルのケミカルピーリングの特長
こんな方におすすめ
- 肌がくすんでいる
- 肝斑が気になる
- 毛穴が気になる
- ニキビが気になる
- 肌のざらつきが気になる
- 滑らかな素肌にしたい
- 透明感のある素肌にしたい
ドクターコラム
更新日:2023.11.1
ケミカルピーリングは、まさに美肌の王道治療です。当院では開院以来、多くの皆様に施術し、良好な結果を得てまいりました。エビデンスの確立した皮膚美容のための基本治療です。
ケミカルピーリングは欧米で始まり、1990年代後半から日本の皮膚科でも少しずつ取り入れられるようになりました。2001年に日本皮膚科学会が、米国皮膚科学会にならい「ケミカルピーリングガイドライン」を作成し、その後は皮膚科を中心に日本の医療現場でも広く行われるようになりました。
ケミカルピーリングとは、薬剤を皮膚に塗布し、皮膚のごく浅い層(角層や表皮のごく浅い部分)を剥がして皮膚の再生を促す治療です。
皮膚の最も外側は、表皮という組織です。表皮の一番底の基底細胞が分裂して新しい表皮の細胞が生まれ、分化しながら前の細胞を押し上げ、最表層の角層となり、最終的に垢になって剥離していきます。
この表皮の代謝をターンオーバーと言いますが、加齢とともにターンオーバーのスピードは落ちていきます。
角層を剥離させる酵素が減少するために角層が堆積するとともに、基底細胞の分裂力も衰えるためです。
その結果、表皮は厚みを無くすのに肌表面はごわつき、メラニンの排出が遅れて肌がくすみます。
一方若年層では、皮膚のターンオーバーはスムーズでも、皮脂分泌の盛んなタイプの方は、毛穴のターンオーバーが滞り、毛穴に角栓が形成され、毛穴の開きやニキビを呈します。
ケミカルピーリングは、このような加齢に伴う皮膚のターンオーバーの遅れをスムーズにし、角栓の除去に有効な治療です。
ケミカルピーリング治療の適応症状
- 毛穴の黒ずみや開き
- ニキビ
- くすみ
- シミ
- 肝斑
- 肌のごわつき、ざらつき
- 炎症性色素沈着
- 小じわ
治療効果イメージ
当院で使用しているピーリングの薬剤
日本人の肌に安全に使用できるピーリング薬剤です。
- αヒドロキシ酸(グリコール酸・乳酸)
- サリチル酸
これらのピーリング薬剤は、角層を剥離する作用に優れており、表皮ターンオーバーを促し、早期にメラニンを排出させます。特にグリコール酸は、メラニンを生成する律速酵素であるチロシナーゼの活性抑制による美白効果が報告されています。また培養線維芽細胞へのグリコール酸添加で、コラーゲン産生促進、さらには培養表皮角化細胞へのグリコール酸添加により得た培養上清の培養線維芽細胞への添加でもコラーゲン産生促進が報告されています。
当院では、グリコール酸と乳酸は、それぞれ3段階の濃度を準備しており、患者様のその日のお肌の状態にあったものを専門医が見きわめて使用します。また当院のサリチル酸のピーリング薬剤は、マクロゴールを基剤にしており、体内への吸収がわずかで、角層のみに作用するためきわめて安全です。サリチル酸マクロロゴールでのピーリングは痛みや処置後の赤みも少ないのが特徴です。
ケミカルピーリングの注意点
ピーリングの薬剤は、pHの低い酸なので、処置中の数分間はピリピリ感やむずがゆさを感じます。処置後は十分にクーリングします。頻度は少ないのですが、数日間お肌の赤みや乾燥を感じる方もいらっしゃいます。ホームケアでは必ずしっかり保湿をして日焼け止めを使用してください。
妊娠中の方、皮膚炎や皮膚感染症にかかっている方、皮膚の乾燥が強い方、数日以内に強い日焼けをする可能性のある方などは処置を受けることができません。
また、ニキビの治療薬やレチノール入り化粧品、ホームピーリング剤を使用中の方は、必ずご申告ください。
当院でのケミカルピーリング治療の実際
多くの皆さまに定期的にお受けいただいております。皮膚の生理機能の観点から治療間隔を2週間以上はあける必要はあります。肌の状態によりますが、1か月前後の間隔でお受けになる方が多いです。
- ケミカルピーリング+イオン導入+プラセンタパック
が最も人気のある基本セットです。さらに治療の目的に応じてフォトフェイシャルやハイフ、レーザーフェイシャルなど他の治療と同時にお受けいただけます。
またお顔だけではなく、エイジングの気になる首、大人ニキビの多いあご裏、デコルテや背中などもご依頼の多い部位です。どうぞご相談ください。
施術可能部位
施術の様子
治療についての留意点
お顔の施術の場合
1 施術時間 | フルフェイス:20分 |
2 回数の目安 | 2・3週間おきに1回 ※ 回数を重ねるごとに、改善していきます。 |
3 ダウンタイム | ♦メイクをしてお帰り頂けます。 ♦ピーリング後は少しほてり感や、赤み、かゆみを伴うことがあります。その後、2~3日は皮膚のつっぱり感や、かさつきが出現することがあります。また、部分的にかさぶたになることがありますが、無理に取らないようにしてください。 |
4 治療に伴うリスク | ※治療に伴うリスクとして以下の可能性があります。 赤み・かさぶた形成・色素沈着・瘢痕・ケロイド・陥凹・腫れ・むくみ |
治療価格
ケミカルピーリング※首のみの場合はフルフェイスと同料金になります。 | フルフェイス | 1回 | ¥13,200 |
---|---|---|---|
5回コース | ¥59,400 | ||
フルフェイス+ネック | 1回 | ¥17,600 | |
5回コース | ¥79,200 | ||
デコルテ | 1回 | ¥15,400 | |
5回コース | ¥69,300 | ||
背中 | 1回 | ¥22,000 | |
5回コース | ¥99,000 |