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(後編)こんな症例写真に騙されるな!! 美容業界で詐欺は常習化している!!

前編の続き~

よく美容クリニックのブログ、インスタの症例写真で、こんな劇的に変わっている写真を見かけませんか⁉

このような写真はカメラの特性を知っていたら簡単に取れてしまうのです😬

 

スマホカメラのレンズは広角レンズで、

近くにあるものを大きく、遠くにあるものを小さく写す特徴があります。

被写体に近づきすぎると、画面の端が歪んで見えるのです。

こんなイメージ。

(この歪みをカメラ用語で『樽型歪曲、タル型歪曲』と言うそうです)

ですから、スマホで画面いっぱいに近づいて撮ると、目や鼻は大きく、フェイスラインは小さく撮れるのです🤭

 

実験してみましょう❗

一眼レフとスマホカメラで撮った写真を比べてみます。

 

左は一眼レフカメラで撮ったもの、こちらがほぼ実物と同じとします。

真ん中はスマホですが、1.5メートル離れて撮ったものを、同じ大きさに拡大したもの。

まあ、許容範囲としましょう。

右はスマホ画面いっぱいに近づいて撮ったもの。

 

どうですか⁉

❤❤目や鼻は大きく、フェイスラインはほっそり❤❤

 

さらに、

スマホで撮影時に、少し角度をつけて、上から撮ってみますと・・・

 

 

なんと、なんと

❤❤❤さらに、顎がシャープに、フェイスラインはほっそり❤❤❤

 

 

しかも、もし、このように目や鼻などを切り取ってしまえば、全体のバランスが分からなくなり、写真のトリックに気づかれにくくすることも出来るのです🤫

 

このような詐欺行為⚠は、非常によく行われておりますので、皆さん注意してくださいね。

 

糸リフトや外科手術で名をはせている?ドクターでもこのような症例写真を載せています。

せこい。

中には意図的にこのような写真を撮っているドクターもいます。

そもそも、輪郭や立体感で勝負しているところなのに、広角カメラで症例写真を撮影するセンスって・・・信用できます⁉

 

見てる側にも問題があって、

SNSばかり見ているから、加工アプリや広角レンズの顔に目が慣れてしまって、こういう顔にしたい、って言って美容外科に来る人が増えているそうです。

『こんな顔の人間いないから』、って、気づけなくなってしまったようです🤭

 

 

最近の美容業界はますます拝金主義。

過大な自己アピール、誇大広告、多少(かなり)盛って盛って、バズってなんぼ。

 

気をつけてくださ~い‼