『飲む日焼け止め』に『日焼け止め』効果は、ほぼない。医師からの提言
紫外線が多い季節になりました。
皆さん紫外線対策は万全でしょうか。
この時期になると、こぞって販売促進されている
『飲む日焼け止め』について、
今回も皆様の誤解がないように、解説します🤓
昨年の2018、4月26日のブログ
『飲む日焼け止め』は日焼け止めではない!!正しい取り入れ方は?
にも書きましたが、
『飲む日焼け止めが、まるで塗る日焼け止めがいらない』ような表現をしている記事が、かつては多くありましたが、
飲む日焼け止めについて懐疑的な記事も書かれるようになり、
再度検索してみたところ、だいぶそのような誇大広告は減り、
国産、植物由来だから安心?粒が小さいから飲みやすい?とか本質とは関係ないところでのアピールに、自粛されてきたような印象です😑
しかし、
耳の後ろとか頭とか塗り忘れや塗れないところも安心?、
男性とかべたつきが気になって塗るのがおっくうな方、への訴求
忙しくて日焼け止め塗れない、塗りなおしできない方には楽という主観的な体験談?、
とか、アウトではないが、あいまいな表現で消費者を惑わそうとをしているものも見受けられました。
そもそも、日焼け止めと同じ土俵に乗ってくるな、と言いたい。
『止め』という言葉を使うのがよくない。
『紫外線ケア』くらいでしょうか🤭
といっても、実際私も飲んでいますし、人にもすすめていますし、この物自体を否定しているわけではないのです。
あくまで、紫外線ブロックは塗る日焼け止めや物理的遮光などの役割で、飲むのは、日焼け後のアフターケア、といった意味合いが強いでしょう。
ですから、耳の後ろを塗らなかったら耳の後ろは全く塗らないのと同じこと。塗りなおさなかったら日焼け止めの効力は落ちたまま。
このあたりのトリッキーな表現には注意が必要です😜
ですから、金銭的にも、飲んだからって日焼け止めを塗ることを怠らないという、余力がある方にはおすすめしています。
優先順位は塗る日焼け止めが先です。
同じ美容形成外科医師である主人には、意味ないと馬鹿にされています😒
男性は数値で理論的に考えるようなので、日焼け止め効果狙いでないとしても、数字的に言ったらどうなのか、とのことだそうです。
確かに、飲む日焼け止めはSPFでいうと2もない、のは分かっています。数字は苦手なんでそのあたりの細かい説明はスルー。
ただ、女って、何かしたい、っていうかー、何かしてることで満足、っていうかー、純粋な効果だけではないところ、ってあるじゃないですかー😘
矢沢真子からの『万全の日焼け対策』のご提案としては、
優先順に
1.塗る日焼け止め
2.帽子、サングラス、日傘、長袖・・・などの物理的遮光
という、『外側からの防御』と
3.飲む日焼け止めによる
・日焼け後の活性酸素の除去(抗酸化作用)
・各社がそれぞれ配合しているビタミンとか、その他抗酸化成分、美白、美容成分などの効果
そして、日焼け後のアフターケアとして、クリニックにいらっしゃれるようであれば
点滴や導入など、日焼けの状態に合わせて応急処置をお勧めいたしますので、駆け込みどうぞ🤗
お約束の衝撃写真