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日焼け止めの化学成分が皮膚から吸収され血液中に入り込んでいた!!! →米FDAが論文発表

先日、興味深い論文を発見🤓

アメリカFDAが、男12人女12人、計24人の小規模な臨床試験の結果を、米国医師会雑誌に掲載した。

要約すると、

一般的によく売られている日焼け止め成分を含む日焼け止め、スプレータイプ、クリームタイプ、ローションタイプから、ランダムに選ばれ。1日4回4時間ごとに体表の75%(水着の時に塗る範囲相当)に4日間塗り、使用した4日間とその後3日間の計7日間の血中量を測定したところ、日焼けの化学成分が検出された😱、というもの。

どのタイプの日焼け止めでも吸収されていたが、スプレーとローションタイプは塗布をやめてもその後数日間血中濃度が上がり続け、クリームタイプは血中濃度が早く下がったそう。

、、

だからといって、即、日焼け止めは体に悪いから塗るのはやめよう、という結論を出すのは、まだ早いでしょう。

体にどのような影響を及ぼすかまではわかっていないので、リサーチを続ける、とのことです。

 

私たち皮膚科医師達は、光老化、特に皮膚がん予防の観点から、日焼け止めの使用を推奨してきました。

ただこれらのリスクと体内に吸収された化学物質が体、特に生殖器や内分泌系に及ぼす悪影響、発がん性など、とどちらが勝るかは、まだ分からないということです🤔

 

調べてみると、日焼け止めの悪影響を、経皮毒、として、以前から問題視している記事もありましたが、

だいたいはオーガニック製品や飲む日焼け止めのステマか、極端なナチュラリスト、という印象でした。

 

今後、FDAは新たに血中への移行の検査を義務付け、今年の11月までにデータの提出がないものや、閾値を超えた成分は承認を取り消す、とのことです。

もしかしたら、日焼け止め製品のラインナップが変わる可能性がありますね🙄

 

今のところ、安全性と効果が確認されている成分は、酸化亜鉛と二酸化チタン、だけだそう。

 

これらは、紫外線散乱剤、つまりはノンケミカル(実際にはケミカル、化学成分ですよ🤭)と言われているものでしょうか。

⚠以前のブログ参照⚠⚠

日焼止めの『ノンケミカル』の正体、実は・・・  2018.8.23の記事

 

気になる方は、とりあえずはこちらを選ばれると良いと思います。

 

さて、わたし自身はどうなのか、といいますと、

実際には日焼け止めは普段は使っておりません。レジャーの時のみ使用しますが、普段の生活では夏でも使用しません。

そのかわり、🤠😎帽子、サングラス、マスク、長袖、タイツ、手袋・・・

と物理的遮光を徹底しています😎🤠

これは特に経皮吸収を意識しているわけではなく、以前から行っていたのですが、非常に怪しいので皆さんにお勧めできるものではありません。

ちなみに、ファンデーションや下地なども一切使用していません。

ノーファンデに耐えうる美肌をキープできているのは、日焼けをなるべくしないことだけでなく、メイクをしないことで余計な化学的、物理的刺激が少ないこと、こする回数が少ないこと、なども影響しているのかな、と思っています。

経皮吸収を意識するなら、毎日使用する基礎化粧品やメイク用品などはどうなのか、特に全身を保湿する保湿剤などはどうなのか、

オーガニック、植物性なら安心、というのもイメージ戦略で、アレルギーを引き起こすこともあります。

それ以上に、添加物たっぷりの加工食品を摂っていたら、そちらのほうが影響が大きいのではないでしょうか。

シャンプーが頭皮から吸収され・・・という説もあります。

以前、お湯シャンや石鹼シャンプーをしていたこともありますが、髪はバサバサ、艶もなくなり、臭いし、カラーやパーマがかかりにくいし、でやめました🤯

 

あまり偏りすぎず、リスクとベネフィットを天秤にかけて、自分で納得して使っていれば良いかと思います😏

 

日焼け止めに関しては、今後の追加の報告を待ちましょう。

追って記事にしていきます🤓