2017年07月22日(土) テーマ:Well Agingなプライベート
ウエスト・サイド・ストーリー
ブロードウェイ・ミュージカル
好きです。
ウエスト・サイド・ストーリー
来日公演を観てきました。
(レナード・バーンスタイン生誕100年記念ワールドツアー)
おなじみの
♪Tonight〜tonight〜it all began tonight〜♪
すばらしかった。
そしてもっとも魅了されたシーンは、
プエルトリコ系移民アメリカ人の女性たちが歌い踊りまくる
『America』
でした!
小股の切れ上がった美しい肢体で激しく踊り続けながら、「アメリカは最高!」と、ものすごい声量を響き渡らせる。
呼吸、いったいいつどうやってるの。
圧倒されました
思い起こすと
子どもの時にも来日公演があり、
両親に連れて行ってもらった、、、
が、、、
英語なんだもん。まったくストーリーが分からなかった。。。
ダンスだけは少しデジャブでしたけれど。
今回は、よくわかりました。はい。
これ、酷いストーリーなんですね
原案のシェークスピア『ロミオとジュリエット』はたしか1週間くらいの話だと思いますが(それでも十分短いけど)、
こちらミュージカル版は、なんと30時間くらいの悲恋
そして不良グループどうし。
ぶっ殺すぞこら〜〜!っていがみ合っていたと思ったら、そのうち本当に殺し合い
ラストで両グループの和解の兆しが描かれるのが、唯一の救い、、、
行くところまで行かないと反省しないという、ヒトの悲しい性(さが)を見せつけられた気がしました。。。
演劇やオペラに詳しい方に聞いた話ですが、昔は、お芝居を書く側からすると、「悲劇」のほうが「楽」だったんですって。
いまどき全盛の「友情!」「努力!」「勝利!!」少年ジャンプ的なストーリーは、以前は「子供っぽい!」ということで批評家さんたちから高い評価を得にくかったのだそうです。。。
私も、
主人公が苦難を乗り越えて
→ ドン!とオールキャストのハッピーエンド
→ 熱狂のカーテンコール
っていう舞台が大好きなんですけど、
これからは「悲劇」も観るようにしよう。。。
ということで、次は、ブロードウェイで『ハミルトン』を観ることを、目標に掲げます!