2020年05月12日(火) テーマ:美容皮膚科アオハルクリニック治療
「α-リポ酸」肌に塗る!
先日からの連載
化粧品「レチノール」
外用薬「トレチノイン」に続いて、
本日は「α-リポ酸」について書きます。これも外用薬。
結論から申し上げると、
◾️α-リポ酸は、抗酸化力が非常に強い。
◾️シワ、シミ(日光性色素斑や肝斑)、たるみのケアに、1日2回、8週間以上継続外用することをおすすめしています
◾️ちなみにわたくしは
・「α-リポ酸」外用薬を、デコルテやお尻に塗っています。
・「レチノール」化粧品を、鼠径部や膝に塗っています。
・「トレチノイン」外用薬は、私はカサカサしていまうので、塗ってません😄 でも「トレイノチン」の効き目が好きな方の気持ちはわかります。
「α-リポ酸」のお写真。お天気もよかったので、アオハルの窓際で撮影。
左が注射用、右が外用。
バックは、輝く✨六ヒルタワー
アオハルは六本木ヒルズのけやき坂にありま〜す。
さて本題
「α-リポ酸」は、別名「チオクト酸」と呼ばれる物質。
体の中で効率的にエネルギーを産生するための、重要な成分なの。
牛・豚の内臓やほうれん草、ブロッコリー、トマトなどの野菜にも含まれています。しかし、食事から摂れる量は、ごく少量。
また人間の体内でも作られてはいますが、その量もまた、とてもわずかですので、「ビタミン様物質」として扱われています。
「α-リポ酸」は、最近はサプリメントや化粧品として身近なものになってきました。
わたくしたち医療の現場では、以前から医薬品(写真左の注射剤)として、点滴薬や内服薬として「激しい肉体疲労時」等に使われてきた薬です。
当アオハルクリニックでは、外用薬 (上の写真の右の丸い子)もお取り扱いしております。
α-リポ酸は、抗酸化力が非常に強く
外用で、抗炎症作用、色素排出作用、コラーゲン・ヒアルロン酸産生増強作用が期待されます。
特に当院のα-リポ酸製剤は、ナノカプセル化された外用薬なので、市販のα-リポ酸化粧品より皮膚によく浸透し、効果も得やすいのが特徴です。
冒頭に書いた通り、
シワ、シミ(日光性色素斑や肝斑)、たるみのケアとして、1日2回、8週間以上継続外用することをおすすめしています
同じ外用薬の「トレチノイン」と比べてどっちがいいの?ということになりますと、
「α-リポ酸」の方が、効果は緩やかです。
トレチノインの副反応のような赤みや皮むけはほとんどありません。
妊婦さんにもお使いいただけます。
ご自身の目的や生活スタイルなど、診察室でよく伺いながら、
「レチノール」←これは化粧品
「トレチノイン」←強力な外用薬
「α-リポ酸」←マイルドな外用薬
使いわけてまいりましょう。
https://aohalclinic.jp/sejutsu/plasma
2020年05月11日(月) テーマ:美食同源!
Mother’s Day のおうちご飯 思い出のブイヤベース
もう少しで、自粛生活も終えられるかなぁ。
がんばって、油断せず、気をつけて生活!ですね。
ということで、またしても「おうちご飯」ネタ😆
唯一の楽しみ。おいしいもの情報を皆さまとシェアしたいし🤗‼️
テイクアウト情報🥡
アオハルと同じビル、けやき坂テラスの
37 Steakhouse & Bar
650gのステーキをテイクアウトしました✌️
35日熟成アンガスビーフです!
ステーキをアルミホイルに包んだテイクアウト
これが果たしておいしいものなのか、、!?
と思うでしょ!
家で普通にお肉焼けばいいじゃんって😂
それがね、超ジューシーで、超おいしかったの🤩 やっぱりプロの作るものは何かが違う!
オニオンリングも、テイクアウトでもおいしかったです😋
↑↑ 袋に、メッセージが書かれててかわいい💕
レストラン営業もぼちぼち始めるらしいです。
そして、
ふたたび京都からのお取り寄せ
MOTOÏ (Motoi モトイ)
ブイヤベース🇫🇷をいただきました!
主人公のスープのほかに
豪華な魚介類と
京都のフランス料理店らしく、湯葉や麩もちや京野菜も折り詰めに!
シメは、もち麦ご飯をスープに投入し、一緒に送られてきたチーズをたっぷり混ぜてリゾットに!
一滴のスープも残さずに、完食しました😋
京都の名店のブイヤベース
フランス🇫🇷と日本🇯🇵のコラボということで、大満足でした😍
フランスといえば
もう何年前になるかな、実家の5人家族みんなそろっての最後の家族旅行は、フランスツアーだった
マルセイユ⚓️にも行ったなぁ。
そこでいただいた、本場のブイヤベース
塩っぱかったけど、今でもおいしい思い出の味。もちろんご飯でなくフランスパン🥖でいただいた😉
おりしも、今日はMother’s Day💐
急にメランコリックに、亡母や亡父を思い出した、おうちご飯でした。
https://aohalclinic.jp/sejutsu/coolsculpting
2020年05月07日(木) テーマ:美容皮膚科アオハルクリニック治療
わたくしトレチノイン療法が好きではありません
ゴールデンウィークも終わり、アオハルも、お仕事リ・スタート!
アオハル前さくら坂。
清々しい新緑🌱に満ちてる。
さっそくアオハルスタッフ一同参加してオンライン勉強会を行いました。
勤務スタッフも自宅待機スタッフも、全員安全に参加できる、スクリーン越しの勉強会。
Social Distance確保!!
ここのポジションは、1人のナースで独り占め😊
そうそう、アオハルクリニックは、各々の処置室が、すべて「個室」です。
カーテンで処置室を間仕切りして別のお客様を入れる、などということは、一切ありません。
受付も、ひろびろです。
「都心随一」(←あくまでわたくしの独断😆)の、余裕あるスペースを完備しており、
以前からご来院の皆さまにご好評をいただいております。
さてさて〜
本日のオンライン勉強会のお題は、
「トレチノイン」と「αリポ酸」
そのうち、「トレチノイン」について。
4月30日のブログでは「レチノール」についてご説明いたしましたが、
このトレチノインもレチノールと同じ「ビタミンA誘導体」。
ただしトレイノチンは、レチノールの10倍以上の薬理作用があると考えられているんですよ。
だから、レチノールのような化粧品ではなく、「ぬり薬」に分類されます。
そしてとくに今は、
トレチノイン療法、トレチノイン処方をご希望される方が、たくさんいらっしゃいます。
というのも、在宅勤務、Stay Homeということで、
「皮むけや赤みが出ても平気」
「おうち美容のチャンスだ」
ってことなのね。さすがみなさん、よく御存知だわ。
そう
トレチノインは
シミ、シワ、ニキビの治療薬😃
でも、side effect 副作用があるの
治療過程で、肌が赤くなり、皮がむける😣
それなのに、4週間継続して塗らないといけないの。。
だから、タイトルに書いたように
わたくし自身は、自分にトレチノイン療法を行うのは、、、です😅
だって美容皮膚科医が、お客様の前で、皮がむけているってわけにいかない。
でも〜
トレチノインは、もう数十年も前から使われている、歴史と実績がある美容治療薬なの。
もちろんアオハルでも、開院以来取り扱っている、定番のメニューです。
だからといってわたくしは安易に使いません。
皆さまの好みや生活スタイルを、よーくうかがって、
「いける」というお客さまにだけ、ご提案しております。
一時的に皮がむけてしまうことなどがOKなお客にはおすすめです。
なんといってもトレイノインは、皮膚の表面から奥まで効くのです。
【作用機序】
・「角質」を剥離する
・「表皮」の細胞分裂・増殖を、すさまじいスピードで引き起こす
・「皮脂線」の働きをコントロールし、皮脂分泌を抑える
・「真皮」のコラーゲン産生を促進する
これらの結果
↓↓↓
シミ、シワ、ニキビが改善するの🤩
ということなので、患者の皆さまには、
外用法と期待できる結果だけでなく、副作用をきちんとご説明しながら、使わなければいけない。
スタッフ一同、知識の復習の意味を込めて、トレイノチン勉強会を開催したわけです。
そうそう
アオハルのトレチノインは、ナノカプセル化トレチノインなの。
海外のネットで出回っているようなトレチノインとは、品質が違います。
シミの排出作用、シワ改善作用が優れております。
さらに、赤くむける副作用も、抑えられています。
おうち美容のお伴にご興味のある方は、ぜひお問い合わせください。
※妊婦さん、妊活中の方は、ご使用いただけません。
https://aohalclinic.jp/gairai/shimi