2015年10月25日(日) テーマ:トラベル
AMEC 2015 in パリ
AMEC 2015
The Aesthetic & Anti-aging European Congress にて勉強です。
自ら「The largest and most interactive LIVE show in European Aesthetics」と称するだけのことはありました。
ライブでの施術や手術を、数多く見ることができるんです!
これは来る価値あったわ。
Holistic Approach in Full Face Enhancementの講演を、たっぷり聴講しました。
お顔を自然に美しくするデザイン、ヒアルロン酸やボトックス注入の細かな注入テクニック、そしてリスク回避の方法などでした。
さらにお顔だけではなく、脚を美しくする講演も聞きました。
高周波やボトックス、脂肪溶解治療などですね。
さて会場で、京都やNYの先生方とお会いしたので、記念撮影
2日目は主に、スレッドリフトの講演を聴講しました。
Threads;
The New Trend in Non Invasive Aesthetics
「たるみの非侵襲治療」は今、世界的トレンドです。
聴講するDr.もすごく多かったです。
質感が本物っぽかった。
こういうのは、日本にはないんですよ。
オマケ
学会初日のランチタイムに、会場で会った友人達と、学会を小一時間ほど抜け出し、シャングリ・ラでお茶。
エッフェル塔の見えるお部屋やボールルームにて。
2015年10月21日(水) テーマ:私の好きな本
ジョルジュ・シムノン わたくしの読者日記
わたくし、こう見えて、とても繊細な性質です。睡眠がうまくとれない日が時々あります。
先日も4時ころから眠れず、WOWOW シネマ
チャンネルをつけました。
やってたのは、
「青の寝室」
フランス映画です。
結構フランス映画好きです。エロティックで、アンニュイで、結末は自分で考えなさいってなところとか。
これは1時間ちょっとの短い映画でしたが、案の定フランス映画らしく、「あれあれ?」ってな感じで Fin .
気になって、原作本
をポチって購入。
ジョルジュ・シムノン原作でした。代表作のメグレ警視シリーズを含め、なんと作品は400冊以上で、世界で5億冊以上読まれている文豪。
わたくしお恥ずかしながら、初ジョルジュ・シムノンです。
内容は、
W不倫から事件に発展。女によって男の主人公が転落するお話。
男の主人公が予審判事に尋問を受けたり、精神科医とのやり取りで過去を回想するという構成。
私はそこで、“夫婦の愛こそ本物だ”とか、“事件の核心はこれこれで、犯人はお前だ”とかって言ってほしくて、ぐんぐん引き込まれ、読み進めますが、結局愛の局在も事件の核心も曖昧に描かれていて、「えっ!これがラストなの!?」っていう結末。
“ 芸術 ”です。
すごくジョルジュ・シムノンが面白くなっちゃって、すぐに2冊目もポチりました。
「小犬を連れた男」
わたくし、こっちの方がより好きです。
読み終わった後の余韻がいい。
これは、妻に不倫された男の最期までを描いてる孤独感溢れる純文学。
ジョルジュ・シムノンをググったら、Wikipediaには、文豪人生が書かれてるんですが、なんと
性豪とも、、、
そんな作家なのに、彼の作品では、“男が女を泣かす” よくある話ではなく、女が男を落とし入れるパターンの話が多いみたいです。
そういう作風が、作家自身の人物像に反しているところにも興味を引かれます。
ジョルジュ・シムノンの小説もっと読みたいけど、没後26年も経ってて、新品が少ないです。
私が買ったのは最近日本語訳された新刊。
長島良三訳がまたいい
潔癖性なので、中古の本ってベッドで読みずらいし。。
「仕立屋の恋」に至っては、中古すら売ってな~い