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やっぱりいい!第123回日本皮膚科学会総会

第123回日本皮膚科学会総会

年に一度、皮膚科医が集結する学会

@国立京都国際会館

2024年6月6日(木)~6月9日(日)4日間開催

わたくしは後半の2日間参加しました。

 

(友人たちと🤳)

とにかくまじめな学会

今年の幹事は京都大学、会頭は京都大学医学研究科皮膚科学の椛島健治教授

さすが京大‼️素晴らしいプログラムで、大変興奮しました。

13会場にも分かれて、魅力的発表が目白押し

分身が12人いれば全部リアル聴講できるのに、、、残念

でもeラーニングでフォローします!

 

会場は、日本中の皮膚科医でごった返す

毎年、的を絞って勉強しますが、

今年はアレルギー・病理・炎症性疾患…..最新の知見を一生懸命取り入れてきました

 

アトピー性皮膚炎や尋常性乾癬は、新薬がバンバン登場している

患者様のために、本当に明るい気持ちになります‼️

山﨑研志先生のご発表

日本ではまだ上市されていない新しいタイプのざ瘡治療薬や治療デバイスのご紹介✨

臨床医としては早く日本でも使えるようになってほしいと願います

 

ここで、皆さまも興味のありそうな小ネタ

「便秘💩と肌荒れ」

大阪大学免疫学フロンティア研究センター皮膚アレルギー生体防御 松尾先生のご発表

日本🇯🇵では、便秘💩すると肌荒れをおこすって普通にみんなそう思ってますよね。ところが世界🌎では。ぜんぜんそう考えられていない。

日本の伝説はデマなのか⁉️松尾先生は確かめてみた‼️

面白いですよね

結論は、デマかせではなさそうとのこと

「腸管免疫の乱れの、皮膚炎やざ瘡への関与」を、どうやら証明できるみたいなの

便秘するざ瘡患者の腸内と皮膚は類似した細菌叢のみだれ(dysbiosis)をみとめる。とのこと

やっぱりね~と納得する感じだけど、

逆になぜ、世界のヒトはそう思ってないのか⁉️不思議ですよね~

日本独自の切り口で「腸皮膚連関」に着目した新薬も生んでほしいなとも思いました😃

 

 

学会会場では、順天堂大学の恩師にお目にかかったり (順天堂・かゆみ研究センター長 高森先生)

京都で開業なさっている医局の先輩に久しぶりにお会いしたり

文化講演では、大好きなゴルフのお話をきく

『ゴルフと人生哲学』倉本昌弘プロ

実は先月、あるゴルフ場の練習場で、倉本プロの真後ろの打席で練習したの

勝手にご縁を感じ、喜んで聴講しました⛳️

倉本プロは現役時代、大病に罹ったが、克服してご活躍なさっていたとのこと

初めて知りました

ご講演が大変大変流暢で、一流の方は何をなさっても一流なんだな~ってうらやましく思いましたし、何事にも努力あるのみだとつくづく思いました🤓

この学会の報告は次回に続きます!