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エゴン・シーレ展 (滑り込み)と春の院展

今年も『春の芸術院展』に行きました。

日本橋の三越本店を皮切りに、日本全国巡回展が行われる。

最後の福井会場は、12/23から来年1/8まで。春じゃなくて真冬ですね

 

大ファンの宮下真理子先生の作品🙏

今年は『阿吽』

記念撮影😉(会場は全作品撮影OK)

お寺や神社で拝見する「あ」と「うん」の像

強い神様ペアとか、こま犬さんペアとか。

しかしウマのペアの「あ・うん」は、初めて見た!

真理子先生、牧場かどこかで馬たちの群を観察しておられて、この姿が見えたのでしょうか。芸術家の視点や眼力は想像を超えてますね。

ほんとうに素敵な作品で、「あ」のウマさんの赤も鮮烈。広い会場でもひときわ目立つ。

おおくの観客が注目😍

院展は展示作品数が多くて、もちろん全部違う作家先生の絵なので、ものすごく楽しめました🤩

 

そして先週末は、上野の都美術館

『エゴン・シーレ展』に行きました。

最終日の前日に、滑り込みです。

子どものころ、実家にエゴンシーレ画集があって、

クリムト画集とセットで、眺めてたの。

子供心にも、

「新進気鋭の、ぐいぐい迫ってくる、かっこいい画家さんだな〜〜🤔」

ってすごく印象深かったの。

東京に来たとあらば、ぜったい行くでしょ❗️

シーレ10代から28歳で亡くなるまでの作品が、年代ごとに展示

生まれつき絵がうまい🤣🤣🤣っていう言い方も変だけど、

美術大学に17歳で早期選抜されたころの絵がすでに凄すぎて、展示の序盤から度肝を抜かれました。

その後、封建的な古典芸術教育に嫌気がさして退学

大御所クリムトに勧誘されて「分離派」として活躍することになるのだけど、

自画像は、エロティックに「見て!僕を!!」光線がすごいの。

そんな「若い男の時代」から、結婚してラブラブになると、タッチがおもしろいように変化する。わかりやすい😆

そして1918年

早逝したのは知ってたけど、28歳は早すぎた

わたくしなぜか自殺したものと思ってたら、なんとスペイン風邪で夫婦そろって亡くなったのね😢

もったいなさすぎて。。。

せっかく戦争(第一次大戦)もおわり、さあ!これからと張り切ったところで病死…..

 

シーレは、詩もたくさん残してて、それもとても心を打つの。

すごい天才だわ〜

画集などを売店で買って、お家でも楽しんでます。

都美術館、次はマティスですよ。

楽しみ