アートのお値段

現代アートと、お金。

「美」を追求する者として、考えないわけにはいきません。

 

現代アートプロデューサーの知人。アーティストを育てて、アートを売る仕事をしている。

その方におススメいただいて、映画を観てきました。

 

『アートのお値段』The Price of Everything

@ユーロスペース渋谷

単館映画館🎬

どんだけマニアックな内容かしら〜と半信半疑で行った

 

それ以前に、この映画館、渋谷のラブホテル街にあるの😅

 

わたくし的に非日常エリア。

映画館にたどり着くまでもちょっとドキドキな冒険〜(笑)

 

そして映画🎬観ました。

現代アートに関するドキュメンタリー映画。

だいぶ興味深かった🙄

 

ピカソとかゴッホとか、むかしは、画家が死んでから作品の価値が上がるというのが常識だったの。

ところが最近では、生きてるアーティストの作品が投資目的で売買され、値段が高騰するようになってます。

 

ひいては、まだ制作させていない未来の作品に値段がついたり、

美しい作品を倉庫に眠らせておいたり、

アートが商品になってる!

 

所有より投資

投資というより投機

 

NYのSotheby’sで、スーパーリッチなひとたちのオークションがバンバン繰り広げられる映像なんかも超見もの😱

絵画1点に数十万ドルから数千万ドルの値付けがガンガンされるんだよ😵😵

 

す、すごい〜〜

ゲルハルト・リヒターにクーンズに、、

(ポロックは亡くなってるわね)

 

アートに詳しくないわたくしですらこういったアーティストの名前は確かにぜんぜん知ってる知ってる!

その人たちの映像などもあり、

 

こないだLA旅で知ったゲッティ財団のこともちらっと出てきたり、

まさに今日、NYで盗まれた『金の便器』も出てきたり、

 

超遠い世界のお話

ドキュメンタリー映画って面白いわ!

 

映画の中で、アートコレクターの人が、

「アートの値段は知ってる人はいても、

価値はだれにも分からない」

って、、、ふむふむ

 

ラリー・プーンズというアーティストが映画の中でフォーカスされたんだけど、画面を通して見てもすごく作品に魅了された!

 

何というかこの映画、内容も映像も全部が洗練されててカッコいい🤩

また観たい!