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猛暑福岡で読書三昧「コンビニ人間」「天才」

お盆休み!

海遊び浮き輪や山ドライブ車をイメージしつつ、故郷・福岡に帰ってきました。
・・・

今年の福岡
 暑過ぎ!
ずーーっと最高気温35℃オーバー炎
ちょっとおかしいでしょゲロー 
ラ・ニーニヤ恐るべし!
戸外のレジャーは、諦めました。
家に引きもこって、読書することに〜。
ふ〜〜
昼間だけど、カーテンを閉めきり、
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和室では障子閉めても光が異様に強く、、

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まず2冊の感想をブログします。
まじかるクラウン1冊目
今年上期の芥川賞受賞  
村田沙耶香
「コンビニ人間」
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オモシロイ!!

時間がある人は、読んだ方がいいです。
ある人が「シン・ゴジラ」と並ぶ衝撃を受けたと言っていました。どちらも、読む人観る人に「リアルだな〜〜」「わ、わかる〜〜」と思わせるんだけれども、実はリアルとは程遠いフィクションであり寓話であると。。。
この小説のテーマは「普通に生きるとは何か」。ふーむ
自分に「マジョリティと違う点」があると、わけもなく不安なものですよね。
個性とか長所かもしれないのに、時にそれを自分の欠陥だと思いこみ、劣等感を勝手に悶々と募らせたりする。
わたくし自身、しばしば「私って他の人とズレてるなあ・・・」と思って生きてきましたよ爆笑 
マジョリティに迎合というか適合しようと努力する。そうし続けないと「社会」から削除されかねないし、現に、迎合不足な人に怒りをぶつけて削除しようとする「普通な人」は、よく見かける。。。
マズロー先生が言ってる帰属欲とか被承認欲とかって、このことだったのかも。
「コンビニ人間」を読んでいると、そんなあれこれが、心の奥底からずりずりと引き出されて来ます。そして読み終わるころには、なぜかとてもスッキリとして、元気になります。不思議だわ!「シン・ゴジラ」も観てみよう!
まじかるクラウン2冊目
石原慎太郎著 天才
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天神のTSUTAYAで、売上No.1棚にあったので、暑さのあまり朦朧としながら買いました。言い過ぎ。

が、これがすごい!
石原慎太郎氏が、田中角栄氏を一人称で書いた伝記小説。まるで、角栄氏が本当に喋ってるみたいに書かれている。
オモシロイ!
時間を作ってでも、読んだ方がいいです!
角栄氏の迫力が、ぐんぐんお腹に伝わる!!
そして思うこと
こんだけ、世界的超パワフルな「天才」が、どんなすごい業績を上げても、「バック」がなければ引きずり降ろされる。
世の中には「大きな力」が働いている。学歴とか門閥とかだけではありません。外国の陰謀とか闇の組織とか、だけでもありません。
けっきょく、、、
「実力」が突出しすぎる「天才」は、「普通の人々の社会」には「不適合」なわけだから、やっぱり長くは持たないのね、ってことなんです。。。
冷房の下で、次の本読もう〜〜
こういう夏休みも、幸せ照れ