2015年06月29日(月) テーマ:私の好きな本
Mindfulness?(苦笑)
最近、Mindfulnessっていう単語を耳にするので、「何なんだろ~」ってググってたら、本がズラズラ検索されました。
どうやら、まさにGoogle本社自体でも盛んだという瞑想や集中術のことらしい。
激しく興味深いので、ポチッと購入。
そしたら、その本が届く前に、
先にこの本↓↓に出会ってしまった!
「ポジティブ病の国、アメリカ」
ポチったマインドフルネス本を忘れて、こっちをぐいぐい読んじゃった。
・ポジティブ・シンキングという思考法の始まり(19世紀)とアメリカに根付いた歴史、とくに宗教との関係
・最初は教会の説教、そこから本やラジオテレビさらには自己啓発セミナーがにょこにょこ出てきて、なかには大儲かりした人々が現れた
・挙句にはポジティブ心理学という学問までできたが、科学としてのエビデンスは甘いと言わざるを得ない
・そんなことはお構いなく、資本家が労働者を搾取するにはポジティブ信仰は有効だった
などなどが書かれています。
わたし、根暗なので、「ポジティブ・シンキングゥ~」とか「ポジティブ・サイコロジー、すご~い」とかって意識するようにしてきたんだけど。
この本読んだら、そういうポジティブ信仰は、実は何かに踊らされてるだけかも。って気になるよ。
もちろん、毎日毎晩どんよりしてるよりは、楽しく生きたい!とは思う。
でも楽観的になり過ぎて現実を直視できなくなるのは、たしかによくない。それに、とても損して傷ついているのに「これは修行なんだ、むしろ楽しいー!」って笑ってたら、それ、誰かに利用されてるだけかもしれない。
また、この本は、「引き寄せの法則」を一刀両断しています~「願えば叶う、現実化する」なんて言い切るのは、やっぱりオカシイと。私、かなり従順なので影響されやすい(笑)。常に色々な視点で物事を見ないといけませんね。
「ポジティブ病の国、アメリカ」を読んだ後に、ポチっておいたマインドフルネス本が届く。
これ↓
私はヨガでもやることにします~