見た目のアンチエイジング研究会
先週の日曜日も学会に参加してきました。
「第12回 見た目のアンチエイジング研究会」
これは「日本抗加齢医学会」の分科会です。
毎年参加していますが、とくに、近畿大学教授の山田秀和先生のご講演が楽しみ。
山田先生は、世界の最新の数ある論文の中から興味深い論文をピックアップして、「見た目のアンチエイジング アップデート」というタイトルでお話しくださるの。
大量の最新医学情報を、超早口でシャワーのように浴びせてくださる。
とってもワクワクします。
その中でも、とくに皆さまの関心のありそうなものをちょっとだけお伝えしますと😉
・若い女性には特有の「甘いにおい」が体臭として存在することが分かった
・“タッチ”することが、動物や人間の成長にいかに重要か
・ワイン1〜2杯はオッケーなどと言われてたアルコール摂取に、実は安全水準はなく、飲まないにこしたことはない
・グルテンフリー食で、2型糖尿病の発症率が上がる
・糖質制限し過ぎで死亡率が上がり、軽度の制限にとどめた方が良いという追試がたくさん報告された
・世界には、“どうすれば死なないか”を本気で研究しているグループもあるんですって。きっと超天才グループなんでしょうね〜😆
etc…
とくにわたくしが興味深かったのは「炎症」のお話。
炎症にも2種類あって、
“急性炎症”は、生きるための防御機構として大事。
これに対して“慢性炎症”は、老化を早め寿命も縮める。
わたくしも常々、診察室で訴えております。
「お肌の慢性炎症は、回避して!」
例えば、
お肌を強くマッサージしたり、
シワを寄せまくったり、
乾燥状態を放置したり、
UVカットしなかったり、
こういうのは本当にやめてください。。。
急性と慢性の境は、まだはっきりとはしていない。“炎症”についての研究から目が離せなくなりそう。
さて、研究会は東大の本郷キャンパスで行われたの。
お天気も良かったので、ランチタイムに、15分間ほどお散歩しました。
赤門
あ、、、
超・心惹かれる看板を発見!
「珠玉の昆虫標本」
クアラルンプール修行で、わたくしの昆虫への耐性が培われたか?
確かめるチャンス!
って、、、、
閉館😢
警備の方に「なんで?今日は開館日のはずですよね?」ってうかがうと、
年に1回の東大停電日で、学会などが行われていない建物は全部クローズしてると、、、、
ということは、まさか、、、
キャンパス内の、かき氷で有名なカフェ「くろぎ 」も、やはりクローズ
楽しみにしてたのに〜😭
停電のお陰で、誘惑に負けず、みっちりお勉強できました😅