2016年04月10日(日) テーマ:トラベル
顔面解剖実習@Guam
とっても久しぶりに「オペ着」を着ました。
わたくしが着ると、丈が…
サブリナ風です
このオペ着は
顔面の解剖実習
のためです!
つまり、メスを持ちました。
日本では法的制限があって、
医学部の学生や医学部の解剖学教室の人しか人体解剖できません。
医学部卒後は、教科書や論文、海外の学会で他の先生がやってるのを見るしかない
というのが現状。
21世紀なのに、
蘭学事始か
適塾か…
臨床医は海外に赴いて解剖するしかない。。。。
わたくしは、毎日毎日ボトックス注射やヒアルロン酸注射をしていますが、
決してテキトーなところに注射しているわけではありません。
顔の表情を作る数十の筋肉や、
血管や神経の走行など解剖学を熟知していてこそ、
効果も得られますし、
副作用も防げます。
昔ながらのマニュアル通りの注射ではちょっと…なのです。
スレッドリフトだって同じ。
今はとくに「しわのしわざ」月間ですしね。
皆さまのニーズにきっちりお答えしないと。
お顔の解剖の知識を深めるために、
わたくしはどこへでも勉強しに行きます
ありがたいことに近場のグアム大学で、
「米インディアナ大学医学部」の解剖実習に参加することができました。
ご献体にも感謝です。
さて今回は、女医友たちとの都合があわず珍しく一人で参加。
超・心細かった~~
おまけに先週からの風邪がいまいち抜け切らないし。
帰国前に、運転士さんに
「一番きれいな場所に連れてって」
とお願いして、
砂浜などを少しだけお散歩してきました。
サングラス&お帽子 着用
ぬかりありません
今回の感想
「やっかいなのは、何も知らないことではない。実際は知らないのに、知っていると思い込んでいることだ。」by マーク・トウェイン