2025年09月29日(月) テーマ:美容皮膚科アオハルクリニック治療
肌育注射ポリヌクレオチド『リジュラン®』と『REVS RMT®140HPn』
お客さまからのリクエストにこたえて、アオハルでも「リジュラン肌育注射」💉始めることにしました。
「肌育」は「はだいく」と読みます
この注射はべつに新しい技術ではなく、往年のフランス🇫🇷の「メソセラピー」、続いて韓国🇰🇷の「水光注射」へと呼び名が変遷しているだけで、根本的概念は同じです
肌に細かく注射して、あえて肌を傷つけ、「創傷治癒機転」を働かせます。すると、コラーゲンやヒアルロン酸の産生が促されます。これで肌全体にハリやツヤが生まれ、くすみが減るというしくみ
その際に注入する製剤は数多くありますが、さいきん特に人気なのが『リジュラン』なんです
『リジュラン』は、サーモンのDNA🧬から抽出されたポリヌクレオチド(PN)を主成分とした製剤
「ポリ・ヌクレオチド」とは、DNAやRNAの構成単位であるヌクレオチドがたくさん(厳密には13個以上)結合した、高分子の生体分子
皮膚の自己再生力を高めると考えられています
アオハルでは『リジュラン®HB』製剤を採用しました。PNだけでなく、非架橋ヒアルロン酸と、さらに注射の痛みを抑制する麻酔薬を配合した製剤です
手打ち注射か、もしくは水光注射で、肌に投与します

目元からほうれい線エリアの皮膚に
あえて「ぶつぶつになるように」注射します

ポリヌクレオチド(PN)製剤といえば、
7~8年前から当院で採用している水光注射製剤『REVS RMT®140HPn』も、PN製剤です
こちらは、サーモン由来のPNに、非架橋ヒアルロン酸と、50種類以上の有効成分(アミノ酸、ミネラル、ビタミン、ペプチド)などが配合されています
わたくしは、すごくいい製剤だと考えております。リピートする方も、とても多いです
ただ名前が覚えにくいの。リジュランより知名度が低いのも、名前のせいではないかしら、、、
当院では『RMT』と呼んだり、治療名に『アドバンスト』とつけてこの製剤を使ったりしています
これはわたくしが自分にREVS RMTを水光注射した直後と翌日の写真

注射が苦手な皆さまには、この『REVS RMT®140HPn』をプラズマシャワープラスでお肌に浸透させる処置も、ご好評をいただいております
以上、2つの「はだいく注射」のお話をしました😊
美容医療の話題はSNSでとにかく盛んに取り上げられ、流行に目が奪われがちですが、
じつは、理論的に新しい治療はあまり生まれていない。メーカーさんなどが、入れ替わり立ち替わり、名前を変えて流行を生み出そうとマーケティングしておられるというのが、本当のところではあります
アオハルは、もちろん新しい治療に対しても積極的にアンテナ📡はって日々研究していますが、
たんに流行している治療を売るというスタンスではありません
安全で・効果が高く、そしてお客様ひとり一人に合っている治療をご一緒に見つけていくことを、なにより大切にしております
AOHALウェブサイト⬇️
https://www.aohalclinic.jp/sejutsu/rejuranhb
2025年09月27日(土) テーマ:私の好きな本
第76回読書ブログ『夜と霧』
ヴィクトール・E・フランクル著
『夜と霧』
新版
池田香代子訳
この装丁、必ずどこかで見たことがありますよね

原著初版は1947年。世界的ロングセラーです
日本訳の初版は1956年
ずっと読み続けられ、1977年に改訂版、さらに2002年に新しい翻訳が出版されました
行きつけとなった、虎ヒル・グラスロックの本屋さん📕で、表紙を向けて展示されていた
わたくしに「読んで!」と訴えかけてきたの
ちょっと覚悟のいる内容ですが、連れて帰りました😌
心理学者である著者の、ナチス強制収容所体験
読み進めると、10ページくらいごとにどんよりとした気持ちになります😔
テーマはずばり「人間とは、、、」
ガス室を作ったのも人間、被収容者を虐待するのも人間
強制収容所で死にゆくときに、運命に感謝するのも人間、収容所の中で自分のごくわずかなパンを人に施すのも人間
そして
「なぜ生きるのか、、、」
未来や目的があってこそ、つまり希望があってこそ、人は生きることができる
わたしが本を読んで夢中になれるのは、わたしに未来があるからだし、映画を観ても未来があるから心が動くわけだし
では、未来が閉ざされた「絶・希望」のとき、未来を失ったとき、人はどうやって生きるのか
わたしは、闘病の末に数年前に他界した姉のことを思い出しました
末期でもはや治療の施しようがない姉のホスピス病棟に通いながら、なにを話そうか、見舞いの品をどうしようか、いつも悩んでいました
どう接すればよいのか本当にわからなかった、、、
本の後半になると、心理学者の目線が強くなってくる
生き残った被収容者たちは、なぜ生き残ることができたのか。そこを言語化していきます
「精神だけは、他人に唯一侵されないもの」
被収容者が自由にできたことは、苦悩すること、恐れること、過去の幸福な記憶の中に入り込むことだけ
名前も持ち物も奪われて、労働を強制される。許されるのは、自分を保持することだけ
それが(無意識にでも)できた人たちは、死ななかった
、、、、、
うまく感想が書けず申し訳ありません☹️🤔。とにかくみなさんにもぜひ読んでいただきたいです
9月は東京で34年ぶりに世界陸上🌍が開催されました。
198の国と地域が参加したそうです。難民選手団も参加しました
でも、ロシアとベラルーシは除外されている(次の冬季パラリンピックでは制裁解除されるそうですが)
世界陸上やオリンピックは、世界の平和の象徴イベントのはず。また、全部の国や地域が一堂に集まれる日がくるといいですね
毎日、世界のあちこちでの戦争や紛争のニュースが絶えません。今は1930年代や冷戦初期に匹敵するような危うい時代とも言われています
人間の真価が問われる時ですね
さて、世陸の最終日に国立競技場で観戦できました
なんと❗️フィニッシュライン前の1層メインエリア
観客どうし、国を超えて応援し合い、勝利をよろこんだり、讃えたりできました😊👏

間近で見たノア・ライルズ選手やジェファーソンウッデン選手☺️オーラが伝わってきました!
生きてる
って、素晴らしい!
2025年09月07日(日) テーマ:トラベル
モンゴル爽快旅日記その2
はじめてのモンゴル🇲🇳
草原を駆け回った🐴あとは
首都ウランバートルへお出かけして、モンゴルの歴史のお勉強
チンギス=ハーン国立博物館
2022年にオープンしたばかり
ナショナルジオグラフィックのベスト・オブ・ザ・ワールド「2024年に訪れるべき20の文化ホットスポット」の1つとされた博物館です
天気は残念ながら土砂降り☔️になったけど、行くでしょ!

9階建の壮麗な建築
モンゴルの壮大な歴史が詰まっていました❗️
展示物の説明は、伝統的なモンゴル文字(いわゆる縦文字)と、旧ソ連の影響で公用文字となったキリル文字の2種類で書かれています
ところが、たいていどこの博物館にもある英語表記がほとんどなし😅
強さ?プライド?を感じる〜‼️
わたくしたちは、日本語のできるガイドさんと行ったのでセーフ😆👍
でも展示は今どきのデジタルで、美しく分かりやすいので、文字読めなくても雰囲気で分かるかも!?😂
7月に天皇陛下がこちらのチンギス=ハンの絵の前で記帳されてましたよね🤲🏻
尊い気持ちでわたくしも記念撮影🤲🏻

そして博物館の最上階9階には
黄金のチンギス=ハン像が鎮座

ここでは、ひざまずいてチンギス=ハンに拝礼する
立ち去る際もお尻を見せずバックで出る決まりなの
お参りに9階だけを訪れる方もいらっしゃるみたい

さてチンギス王とその子・孫たちが、拡げるだけひろげまくった人類史上最大の帝国「パクス・モンゴリカ」
地図、ドカーン‼️
おっきい

いまから750年前、チンギスの孫の5代クビライ=ハーンのモンゴル帝国は、地球の陸地の1/6を占めたそうです
いま戦争中のキーウとモスクワも、モンゴルだった
地続きの帝国としてはローマやペルシャや大英帝国より大きい
日本が、1274年1281年と二度にわたる「元寇」を跳ね返せたのは、ひとえに海で隔てられていたからですね
陸続きなら、怒涛のモンゴル騎馬軍団が攻めてきていた…..
でも〜
モンゴル帝国はこの5代目のクビライ=ハンの時が最盛期。チンギス一族の内紛も激化
14世紀には弱体化し、1368年には中国を「明」に奪回される
人の歴史なんてせいぜい百数十年で、大きく変わってしまうのですね、、、
それ考えると江戸270年は長いし、天皇家が2700年続いていることは世界史の奇跡ね
そして、国立自然史博物館🦖
モンゴルのゴビ砂漠は、世界有数の恐竜化石の宝庫だそうです
現在の博物館は結構古かった😆これから新たに「大恐竜博物館」が建設されるそうです
とはいえ、アジア最大の肉食恐竜「タルボサウルス」のコンプリートスケルトンは、大大大迫力

ゴビ砂漠での保存状態がよくてコンプリートものが多いの
テンション上がりました😆
ちなみに上↑のタルボサウルスはアメリカのオークションで10億ドルで売られそうになったとか



恐竜さんたちも🦖こんなにおっきくて強そうなのに、
やっぱり絶滅してしまった、、、
恐竜フロア以外の各階も充実の展示
地質コーナーには、鉱物や岩石がた〜くさん展示されてました

モンゴルの大地には、レアアースが大量に埋蔵されているようで、鉱床も発見されているそうです
世界からの熱い視線😍が注がれてるんでしょうね〜環境破壊することなく開発できるといいわね
日本も外交がんばってコミットできればいいですね!ドラマ『VIVANT』の世界ですが、、笑
ウランバートルは、この2つのミュージアムで、もうへっとへとになりました
雨が災害級に激しくなったこともあり、デパートでささっとお土産のお菓子買って、ホテルへ戻りました
ほんとにこの雨が夏の終わりだったみたいで、翌朝の明け方にホテルを発つときは9℃
9月上旬の今は最低気温2℃ほどになってるようです。10月には雪が降るとのこと
最後にお食事🍴の件
まず、羊🐏はいうまでもなく、ヤギ🐐もよく召し上がる
しかも「煮ていただく」のが、草原の伝統だそうです。肉を「焼く」というのは、チンギスさんの版図拡大によって、中国(金)やペルシャから取り入れた文化らしい
私はヤギさんには挑戦しなかったけど、羊さんはぜんぜん臭みなし。たいへん美味しい😋
(東京に帰ってからもラムを買い、「バクテー」スパイスで煮て、アンコールしました)
ビーフ🐃も基本は「放牧&グラスフェッド」。ステーキ🥩かなりいけました
ローカルビールも美味い
そして仕上げはウオッカ「チンギス」。免税店で買って帰りました

思い立って行ってみたモンゴル、あまりにも新鮮すぎた
ブログが長くなりました😁もっともっと書きたいことあるけど、これでストップ
そういえば〜
モンゴルの方々って、すごくお肌きれいだったなぁ🧐会う方会う方毛穴レスでした
やっぱり日照時間の差だと思いました☀️UV対策は大事です!
日本人のわたしも、もっと強くたくましく生きぬいていこうと思いました❗️
おわり🎠